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歯周病と虫歯

2011年04月12日

歯の病気の代表といえる歯周病と虫歯についてお話します。
いずれも、口の中に存在する、細菌が感染することにより発症します。
虫歯原因菌は酸素が好きなので、歯の表面に多く存在します。
ブラッシングで歯の表面のプラークを取り除くことにより虫歯予防ができます。
一方、歯周病原因菌は酸素が嫌いなので、歯と歯茎の間の「歯周ポケット」
と呼ばれる溝の中に多く存在します。
歯ブラシの先端を歯周ポケットの中に入れ、適切なブラッシングにより汚れを
掻きだすようにすると予防できます。
歯周病原因菌が非常に多い人は、虫歯になりにくい傾向があります。
「自分は虫歯にならないから大丈夫」と言われる方がと時々いらっしゃいますが、
知らないい間に歯周病が進行しており、突然歯茎から出血があったり、歯がグラグラ動いてきたりします。
そして、歯が抜けてきます。
油断せずに、定期的に検診を受けることをお勧めします。