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発生学から知る得ること

2012年10月11日

今日はヒトの神経システムの発生についてのセミナーがありました。

発生学は大学生のころに学んで、それから久しく遠ざかっていたのでかなり忘れておりましたが、解剖学、形態学や組織学を理解する上で大変重要であることが分かりました。

まず、驚いたことはDr.Ernst Haeckelが提唱した「個体発生は系統発生を繰り返す」という仮説です。
これはすなわち脊椎動物が地球上に誕生して5億年になりますが、遺伝子が少しずつ変化して、魚類から哺乳類へ進化しているという仮説です。基本的な遺伝子構造はほとんど変わりません。ほんの少しずつ非常に長い期間をかけて変化しているということです。

もしかすると、古代人と現代人の知能の違いはほとんどないかもしれません。いや、古代人の方が勝れていた可能性もあるのです。